2005年に、スラムダンク1億冊突破記念として作者が新聞全面広告を打ったことがありました。
そこには、最終話から10日後…という設定で主要キャラクターの絵が全面に描かれ、彼らがつぶやいた一言、そして「一億冊の感謝をこめて。井上雄彦」という言葉とサイトのURLが添えられていました。
各紙に掲載されたので、ご覧になられた方も多いかと思います。私は日経新聞で見た記憶があるのですが、思わず目を見開いたものです。
そして、その後、 廃校となった旧神奈川県立三崎高校で行われた「スラムダンク一億冊感謝記念・ファイナルイベント」では、23枚の黒板にその後の様子が描かれ、大きな話題となりました。(イベントのレポートは・「スラムダンク1億冊ありがとうファイナル」イベントレポートで。)
そして、その内容が「SWITCH」に掲載されたんですが、そのあらすじをまとめたサイトがあったので、少し紹介したいと思います。→ヘビースモーカーズフォレスト!復活編:スラムダンク、あれから10日後 – livedoor Blog(ブログ)
1部屋目、
桜木がハルコに「リハビリ界のリハビリ王になる」という手紙を出し、
ハルコや松井さん達3人でそれを読んでいる。
4部屋目、
彩子と安西先生がそれぞれ早朝ランニングしている。
その最中偶然会い「ダイエットのためにやってる」と互いに喋り去って行く。
8部屋目、
授業をサボる宮城。
屋上でリーダーシップに関する本を数冊見てる。
「上司が鬼とならねば部下は動かず」と書いてある本を見て
「鬼キャプテンで行くか」とつぶやく。
20部屋目、
水戸たち4人が桜木のことを話している。
その後、
「おめーらも自分の何かみつかるといいな」
「おめーもな」
「おめーがだ」
私は、井上雄彦氏のユーモアセンスがすごく好きなんですよね。
そして、この黒板に描かれた漫画が、大判の本となって4/10にいよいよ発売されます。出版社はフラワー。えっ、フラワー?スイッチパブリッシングじゃないの?(笑)Amazonの商品紹介によると
2004年12月、旧神奈川県立三崎高校で三日間だけ行われた「スラムダンク一億冊感謝記念・ファイナルイベント」
そこに描き下ろされた23枚の黒板漫画「あれから10日後-」を完全収録したフォトブックです。
同年の夏、スラムダンクの単行本が一億冊(国内累積)を突破したことを受け、作者井上雄彦が読者一人ひとりへ「ありがとう」のメッセージを伝えようとした試みから始まった、一連の活動。
ファイナルイベントへ至るまでの新聞広告やウェブサイトのビジュアルも多数収録しています。
これは…見てみたいですね。気になります。2,100円とちょっと高めの金額ですが、現時点でAmazonの和書ランキングでは第一位。まだ発売されていないにもかかわらず、期待の高さが伺えます。
なんだか久しぶりにスラムダンクを読み返したくなりました。
これは嬉しい情報だなぁ!
ありがとう。
ネット上で「あれから10日後-」を読んだ事はあるのだけど
本になるのはやっぱり嬉しいね。
ちょっと高いけど、検討しようかな。。